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マルク州地震 避難者らが怪情報を恐れ帰宅せず

マルク州で9月26日に発生したマグニチュード6.5の地震による避難者らが、地震発生から2週間以上経過しているにも関わらず、インターネットに蔓延する「より大きな地震が起こる」という怪情報を信じて、恐怖のあまり避難所から自宅に帰らない事態が発生している。
地震発生後に政府は緊急事態を宣言し、13万5千人が避難した。マルク諸島では余震が千回を超え、強い揺れにより39人が死亡、6千棟以上の住宅が損壊した。その後、WhatsAppなどのメッセージアプリに、津波を伴ったより強い地震が今後発生するという怪情報が流れ、これを信じたマルク諸島からの避難民らが自宅に戻らないという。
政府関係者らが安全であると説明を行っているが、自宅に被害を受けていない人でさえ帰宅を拒んでいるという。ネット上には「私を信じるか信じないかはあなた次第だが、アンボン市は数日後に沈んでしまう」などと書き込まれているとのこと。