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パプアの大学生が平和を呼びかけ タマン・ミニ

東ジャカルタのタマン・ミニ内にあるパプア州のパビリオン前で4日、ジャカルタ首都圏に住むパプアや西パプア州出身の学生らがワメナや州都ジャヤプラの平和を願い集結した。
行動を起こしたのはパプア学生連合の大学生らで「パプアもインドネシアだ」と書いた横断幕を掲げ、ワメナでの暴動の結果、現地の人々が被害を被ったことを謝罪した。
学生連合代表のモイトゥエル・ボイマサさんは、早くこの問題を解決するよう努力したいと述べ、国歌統一と国家主義の形として国歌インドネシア・ラヤを学生らと共に歌いあげた。
ワメナでは9月23日、人種差別に対する怒りと分離独立を求める訴えが重なり、暴動が発生。32人が死亡し、67人が負傷した。家屋や商店、政府庁舎など数百の建物が放火され、破壊された。インドネシア国家警察の情報によると、少なくとも3000人がワメナを離れ、避難を余儀なくされたという。