ジャカルタ~バンドン間高速鉄道プロジェクトの事業主体であるインドネシア中国高速鉄道(KCIC)は10月末日、プロジェクトの土地取得が80%完了したと発表した。
KCIC担当者は、残り20%の用地のほとんどが道路やモスクなどの公共施設や公的な役割を担っている場所で、代替施設の建設に時間を要していると説明。しかし 今年中には用地取得を完了する予定であると述べた。
首都ジャカルタ特別州と西ジャワ州バンドン間150キロメートルを結ぶ同プロジェクトは、将来的にインドネシア第二の都市である東ジャワ州スラバヤへの延伸も計画されている。当初は2019年の完成を目指していたが、ジョコウィ政権による計画撤回・入札白紙化などの混乱や、用地取得の難航などにより、現在は2024年の開業を目指している。
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