ジャカルタ特別州のアニス・バスウェダン知事が就任してから10月16日で丸二年となったが、政治・経済に関する研究機関(CESPELS)が行った調査で、82%が知事の仕事ぶりに満足していると答えた。一方で、賄賂や違法手数料の徴取が州政府内でいまだにはびこっていると答えた人の割合は28.3%に上った。
調査は9月9日から13日まで、1012人を対象に行われた。回答者は社会環境、インフラ整備、汚職、幸福度、選挙戦での公約の実現度など、各調査項目ごとに8段階で満足度を評価して回答した。
その結果、ジャカルタの住民の48.1%が公共の安全、衛生、秩序に満足していると答えた。インフラ整備では39.4%が満足していると答え、賄賂や違法手数料の徴取がまだ多いと28.3%が答えた。特に中央ジャカルタと南ジャカルタでアニス知事の汚職に対する対策が不十分だとの回答が多かった。
コメントを残す