英コンサルティング会社オックスフォード・エコノミクスはこのほど、インドネシアの2021年の国内総生産(GDP)伸び率は前年比6%になるとの見通しを示した。新型コロナウイルスの流行拡大とそれに伴う移動制限によりインドネシア経済が低迷しているが、2021年は消費とインフラ投資の拡大を受け、回復基調に入るとみている。
オックスフォード・エコノミクスは、インドネシアの2020年のGDP伸び率については前年からマイナス2.2%になると予想する。
また「インドネシアの小売部門の売上高と工業生産は他の東南アジア諸国と比べて相対的に安定している」と指摘する。