ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領が10月27日、パプア地方を訪問した。8月に発生したパプア出身大学生への侮辱発言を発端とした暴動やデモを受け、9月には約60人のパプア出身の要人とイスタナ(大統領宮殿)で、パプア地方でのイスタナの建設やインフラ整備などパプア地方の発展を目的とする会談を行っていた。
今回の訪問では、インフラ整備のひとつである山間部アフラックでの空港建設案に関し、完成まで2年を要すると理解を求めた。また空港の建設で移動がより快適になり、経済効果も上がるとインフラを推し進める考えを示した。またこの辺りには、美しいアンギ湖があり、観光客の集客も見込めると期待を膨らませた。空港以外に、病院や保健センターの建設も行う予定。
ヨシアス県知事は「中央政府の地方開発予算には限りがあり、すべて完成できるのか不安は残るが、中央政府の支援なくしては進めない」とその心中を語った。
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