世界規模のライターズ・イベント「ウブド・ライターズ&リーダーズ・フェスティバル(UWRF)」がバリ島のウブドで盛況のうちに幕を閉じた。2002年に起こったバリ島爆弾テロ事件の影響で遠のいた観光客の足を何とか島に戻そうと翌年から始まったUWRFは、今年で15周年を迎える。
期間中は国内外から180人以上の作家やアクティビストを招き、ワークショップや映画の上映会、ライブなど文学に関するさまざまなイベントを開催。ベストセラーとなり、後に映画化されたエリザベス・ギルバートの回想録「食べて、祈って、恋をして」でウブドが舞台となったことも同イベントを盛り上げるきっかけとなったが、今ではUWRFがこの映画の人気をしのいでいるという声も少なくない。
島のあちこちで文学と触れ合うことができるこのフェスは世界的にみても珍しく、今年も6日間で文学界を中心に多くの人を魅了した。
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