中部ジャワ州の活火山ムラピ山(標高2930メートル)の火山活動が活発化し、9日に火山灰を噴き上げ、火口周辺の複数の村では降下した火山灰が積もった。
インドネシア国家防災庁の広報官アグス・ウィボウォ氏によると、火山灰の噴出は午前6時21分頃に始まり、その後160秒間程継続し、噴煙が上空1500メートルの高さにまで達した。周辺の村では降灰が見られたが、ジョクジャカルタでは降灰は観測されなかったとのこと。同氏は住民らに対して、外出時にはマスクを着用することを求めるとともに、危険を避けるため火口から半径3キロメートル以内の区域には立ち入らないよう忠告している。
現在当局では警戒レベルを4段階中の下から2番目の「注意(waspada)」に指定している。
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