香港の当局は12月2日、インドネシア出身の家事労働者で、作家としても活動するユリ・リスワティさんを強制送還した。ユリさんの支援者らは、ユリさんが香港での抗議行動について記事を書いたことが強制送還の理由だとし、政治的な理由による追放だと非難している。
ユリさんの友人によると、ユリさんはビザ(査証)の期限が切れた後、12月2日午後、インドネシアに送還された。これを受け、支援組織が声明を出し「香港移民局はユリさんの言論の自由と香港で働くインドネシア人家事労働者を支援する権利を抑圧した。ユリさんが香港の抗議行動に関して記事を書いたため、移民局は彼女を逮捕した。これは政治的抑圧だ」と非難した。
ユリさんの弁護士によると、ユリさんは新しいパスポートを受け取った後、ビザ更新をするのを忘れていた。このためビザの更新をしようとしていたという。
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