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国営銀行、コロナ受け2020年の純利益が低迷

インドネシアの大手国営銀行3行はこのほど、新型コロナウイルスの流行拡大を受け、融資需要が低迷した上、資産の質が低下したことで、2020年の純利益が過去最低水準に落ち込んだと明らかにした。

バンク・マンディリの2020年の純利益は17兆1000億ルピア(約12億1000万米ドル)となり、前年から37.7%減少し、2016年以来の低水準となった。

バンク・ラクヤット・インドネシア(BRI)の2020年の純利益は前年から45.8%減少し、2012年以来の低水準を記録した。さらに、バンク・ネガラ・インドネシア(BNI)の純利益は78.7%のマイナスで、こちらは2009年以来の低水準となっている。