ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は1月27日、中央ジャカルタのイスタナ(大統領宮殿)で2回目となる中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)社の新型コロナウィルスワクチンを接種した。
大統領がワクチンを接種する様子は、ライブ配信された。政府は4月末までに、政府関係者や著名人、医療従事者149万人の初回ワクチン投与を目指している。
同月13日にジョコウィ大統領が予防接種の第1号となってから2週間で医療従事者24万5865人がワクチンを接種した。
今後は4月末までの目標数を達成するまでに、初回投与を一日あたり1万4000人とし、同時に2回目の投与も進める。
国内には保健センター1万カ所および病院3000カ所があり、接種場所や人員の確保ができているという。またジョコウィ大統領の他にブディ保健相やハディ国軍司令官、シギット国家警察長官なども同日ワクチン接種を行った。