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デポックでA型肝炎猛威 首都でも流行の危険示唆

西ジャワ州デポックでA型肝炎の流行が続いており、保健省はジャカルタを含む周辺地域の住民に感染症の広がりに注意するよう呼び掛けている。
A型肝炎流行の始まりは州立中学校で、学校で販売されていた食べ物にウィルスが付着していたとみられている。デポックでは12月6日現在で262件の感染が確認されているが、そのうち228件が問題の州立中学校の学生や教師で、31件は学校付近の住民だという。保健省などは他地域に住む学校関係者から感染が広がる恐れがあるとし、地域保健機関に流行の兆しがないか注意深く観察するよう指示を出した。
A型肝炎は潜伏期間が2~6週間と長く、発症すると急な発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気や嘔吐が見られる一過性の感染症。