南スマトラ州の都市パガー・アラムの山間で、絶滅危惧種であるスマトラトラの生息地保護のために指定された森林保護区に侵入した者がトラに襲われて死亡する事故が相次いでいる。
11月17日から12月12日の間に、3人が死亡した。それぞれ、違法伐採や鳥猟のために森林保護区に侵入したことでスマトラトラの縄張りを侵し、襲われたとみられる。
この辺りにはコーヒー農園が広がっており、その一部はスマトラトラの生息地を奪う原因になっている。
南スマトラ州自然保護局は、頻発するトラによる襲撃は、人間がトラの生息地を守らずに侵していることでトラを怒らせているからだとの見解を示した。当局は、住民らにトラの生息地に近づかないようかねてから警告している。
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