ユネスコ(国連教育科学文化機関、本部パリ)は13日、コロンビアのボコタで開催された第14回無形遺産文化委員会で、インドネシアの伝統武術「プンチャック・シラット」を世界無形遺産に認定した。
プンチャック・シラットは、千年以上の歴史を持つ伝統武術で、インドネシアなどの各地域や民族で継承され、膨大な種類や流派がある。2017年にユネスコ無形文化遺産に申請し、2018年のアジア大会では初めて正式種目として認められた。
プンチャック・シラット以外にインドネシアは、2009年に世界無形遺産に認定された伝統的な布「バティック」や、世界文化遺産9ヵ所、世界自然遺産15ヵ所と東南アジア諸国連合(ASEAN)の中では、世界遺産が最も多い国となった。
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