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ユネスコと協力 プランバナン寺院周辺のハザードマップ作成へ

ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産に登録されているプランバナン寺院とその一帯の文化財の保護について、ユネスコがインドネシア国家防災庁(BNPB)、中部ジャワ文化財保護センター(BPCB)、ガジャマダ大学、民間のワインド・スペクテラ社と協力して、被害予測地図(ハザードマップ)の作成を行うことになった。寺院周辺の立体地図を作成し、災害予測をマッピングする。
一帯はオパック断層上にあり、2006年5月にはマグニチュード5.9の地震被害に遭ったことがある。BNPBの災害リスク軽減部門長のジャティ氏によると、収集した災害リスクデータをInaRISKと呼ぶプラットフォームに集積し、災害被害軽減に活用する。
将来的にはInaRISKにインドネシア国内のすべての文化遺産に関する災害リスク情報を登録するとのこと。