DOWAホールディングス子会社のDOWAエコシステム株式会社は、インドネシアの子会社PT. Prasadha Pamunah Limbah Industri(以下、PPLi)において新たに廃棄物焼却設備の建設に着手し、2021年度中の稼働開始を目指すと明らかにした。焼却設備は、ボゴールにあるPPLiの本社敷地内に建設する。
インドネシアでは有害廃棄物の熱分解・無害化を目的とする焼却設備はほとんどないが、PPLiは現在、インドネシアで唯一許可を受けた有害廃棄物の最終処分場を保有している。
今回焼却設備を新設することで、燃料化や埋立処分には適さない性状の有害廃棄物の無害化処理が可能になり、受け入れ可能な有害廃棄物の幅を広げることで、同社の廃棄物処理サービスをさらに強化する。
またこの焼却設備は、焼却処理時のCO2排出量を従来に比べ大幅に削減することができるという。
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