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国際女性デー 2020年は女性に対する暴力件数増加

1904年にニューヨークで女性労働者が婦人参政権を求めたデモが起源となり、国連は1975年に3月8日を「国際女性デー(International Woman’s day)」と制定した。今年も女性の権利向上を求めて世界各地で集会が行われ、多くの人が参加した。

インドネシアでは「女性に対する反暴力委員会(Komnas Perempuan)」が毎年この時期に、女性への暴行被害の年次記録を公表している。同委員会によると、2019年に241件だった報告が2020年には940件と激増した。加害者は被害者の身近な人物であり、恋人や元恋人、父親などが大半を占めた。

それ以外にも、家庭内暴力や性的暴力、女性に対する差別的政策など報告された件数は2020年の1年間で合わせて約30万件に上っている。