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インドネシア食品医薬品監督庁「アストラゼネカ製ワクチン、シノバック製より有効性低い」

インドネシアの食品・医薬品監督庁長官は3月9日、英国の製薬会社アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの有効性は62.1%で、この数値は現在インドネシアで主に流通している中国の製薬会社シノバック製のワクチンよりも低いと発言した。バンドンで行われた治験(第III相臨床試験)で示されたシノバック製ワクチンの有効性は65.3%であった。

しかし、食品・医薬品監督庁は2月22日にアストラゼネカ製ワクチンに対して緊急使用許可(EUA)を付与しており、同ワクチンの品質と安全性を考慮した上でその使用を承認している。

食品・医薬品監督庁は、ワクチンの品質や包装材料について評価基準を設けているが、アストラゼネカ製ワクチンは各評価項目において一定の要件を満たしている。