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インドネシア各地で金環日食を観測、大勢が礼拝

12月26日にインドネシアの一部では金環日食が、またその他の地域で部分日食が観測された。気象・気候・地球物理学庁によると、アチェ州、北スマトラ州、リアウ州、東カリマンタン州、北カリマンタン州を含む7州の25都市で金環日食が観測された。
北スマトラ州メダン市では数千人が北スマトラ・ムハマディア大学の前に集まり祈りを捧げた。大学は3000本の日食観察用メガネを無料配布し、縦横が7メートル×15メートルの巨大ピンホールカメラを作成した。このどちらもが過去の記録を塗り替えるものとなった。
リアウ島では日食観察用メガネの不足からサングラスや溶接用メガネを使って日食を見る人も見られた。ジャカルタでも数千人がタマン・イスマイル・マルズキ公園に集まり、12時36分には太陽の76%が月に隠される様子が観測された。東カリマンタン州バリクパパン市でも日食に合わせて特別な礼拝が行われた。