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水銀を売っていた2人を逮捕 北スマトラ州

北スマトラ州マンダイリン・ナタル県で有害物質の水銀を売っていた容疑で2人が逮捕された。水銀はこの地域の小規模の違法金鉱で使われていたものとみられる。
北スマトラ州警察によると、市民からの通報を受け、違法金鉱の労働者に水銀を売っていた容疑者らを逮捕したという。過去10年にわたり、違法金鉱はこの地域の住民にとっては重要な収入源であったが、最近この地域で水銀のために障害を持った子供が生まれていることが報道され、注目を集めることとなった。警察は逮捕した2人の他にも多数の水銀の売人がいるとみて捜査を続けている。
違法金鉱における水銀の使用は水銀に関する水俣条約の批准による法律2017年第11号によって禁じられている。マンダイリン・ナタル県当局は違法鉱山の発見と封鎖に力を入れているが、12月12日には住民らが代わりの収入源を求めて県議会前で抗議デモを行った。