石油ガス会社プルタミナはこのほど、西ジャワ州インドゥラマユに立地するバロンガン製油所を閉鎖した。同製油所では3月29日、火災が発生し、これまでに付近の住民900人超が避難している。またこの火災に関連し、数十人の負傷者が出た上、1人が死亡した。
バロンガン製油所は年産能力12万5000バレルを持つ拠点で、プルタミナにとって5番目に大きな拠点となっている。
バロンガン製油所では3月29日、ガソリンの貯蔵タンク「T301G」で火災が発生し、その後、近くの2つのタンクにも火が広がった。一方、製油所の主要設備が被害を受けていないという。
地元政府によると、この火災で、近隣の5つの村落が被害を受けた。こうした中、プルタミナや国家警察は連携し、緊急避難テントを設置したほか、地元の住民や従業員の避難を促した。