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西ジャワ州で洪水 高速鉄道建設が原因と知事が非難

西ジャワ州西バンドン県の立体交差のアンダーパスで、豪雨のために水深2メートルの洪水が発生し、その洪水の原因がジャカルタとバンドン市を結ぶインドネシア高速鉄道の建設プロジェクトにあるとして、同県知事が建設を非難している。洪水のため、同県内の主要道路とその迂回路が何時間も激しく渋滞し、多数の車両に影響したという。
インドネシア高速鉄道はかつて日本が中国に受注競争で敗れ、現在はインドネシアと中国のコンソーシアムであるクレタ・チュパット・インドネシア・チャイナ(KCIC)が建設を行っている。
知事は「建設が始まるまでは洪水が発生したことは無く、洪水の発生は州では無くKCICの責任だ」と述べ、KCICに洪水発生の予防対策を講じるよう求めている。
また、同県では大晦日に大雨のために川の堤防が決壊し、多数の住民がモスクに避難する災害も発生している。

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