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スリウィジャヤ航空事故機のボイスレコーダーが発見される

(c) Kompas

国家安全運輸委員会(KNKT)は3月31日、今年1月に北ジャカルタ沖で墜落したスリウィジャヤ航空SJ182便の「ボイスレコーダー(音声記録装置)」を墜落現場海域で発見、回収したと明らかにした。

フライトレコーダー(飛行記録装置)は今年1月に発見され、KNKTが2月に公表した中間報告では、離陸2分後、高度8150フィート付近でエンジンの推力を制御するコックピットのスラストレバーに何らかの異常が生じたと解析された。

今回、コックピット内の会話などが記録されたボイスレコーダーが発見されたことで事故原因解明に向け進展が期待される。

KNKTは来年1月を目処に最終報告をまとめる見通しだというスリウィジャヤ航空SJ182便は今年1月9日、離陸直後に消息を絶ち、その後墜落が確認された。当局は、搭乗した62人の乗員乗客全員が死亡したと断定した。