中部ジャワ州スラカルタ市のイスラム教系中学校で、中学2年生の女子生徒が退学処分となり波紋が広がっている。
学校側は処分の理由を、女子生徒は度重なる重大な過ちを犯したと説明していて、その過ちの中にはスマホのメッセージアプリで男子生徒に誕生日のお祝いのメッセージを送ったことも含まれている。学校側は女子生徒のプライバシー保護を理由に詳しい説明を避けている。
このニュースに対して、インドネシア児童保護委員会(KPAI)のメンバーからは、学校側の対応は過剰反応だとのコメントが出ている。同委員会のレトノ・リスチャルティ氏は、学校の決定を残念に思うと話し、学校はあいまいな理由で女子生徒の教育を受ける権利を損なったと述べ「これは生徒に対する精神的な虐待に相当する」とコメントしている。また、退学にするのではなく、異性の生徒への正しい接し方についての教育をすべきとも話している。
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