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KPKがジョグジャカルタのマンダラクリダスタジアム汚職で10人を召喚

(c) AntaraNews

インドネシアの汚職撲滅委員会(KPK)は4月12日、ジョグジャカルタ特別州の州都ジョグジャカルタに建設されたマンダラ・クリダ・スタジアムに関連する汚職の疑いで民間企業の社員10人を証人として召喚した。

同スタジアムには2016~17年度のジョグジャカルタ特別州予算が充てられ、公共プロジェクトとして建設された。

KPKに召喚された10人は、政府機関や国有企業に対して監査を実施する同州の財政開発監督庁(BPKP)において事情聴取が行われる。民間企業の社員として召喚された10人には同州の地方官房を務めるカダルマンタ・バスカラ・アジ氏が含まれている。

カダルマンタは今年2月にもKPKに召喚されており、その際に当初「複数年」に設定されていた建設作業を「1年」単位に書き換えた疑いについて取り調べを受けている。KPKは容疑者として誰を認定するかについてはまだ公表していない。