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MRT南北線第2期工事の一部 三井住友建設が受注

(c) TheJakartaPost

ジャカルタ特別州で20日、都市高速鉄道(MRT)南北線第2期工事の一部の建設について、MRTジャカルタ社は三井住友建設と国営フタマ・カルヤの共同事業体(JV)と契約を締結し、アニス・バスウェダン知事が参列して契約式が行われた。

総工費は4兆6千億ルピアに上る。第2期工事のCP203セクションの工事を担当し、マンガ・ブサールからコタ・トゥアまでの1.4キロメートルのトンネル工事を含み、コタ駅とグロドック駅の建設も行う。

2021年9月に工事を開始し、完成は6年後の2027年8月の予定。三井住友建設と国営フタマ・カルヤによるJVは第1期工事でも建設の一部を担当していた。

今回工事を行う区間には多数の文化的建築物が存在するため、駅の入口は周囲の景観を考慮したものになるという。第2期工事は競争入札がうまくいかず工事に遅延が生じている。