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インドネシア軍の潜水艦 バリ島沖で消息不明 乗員53名

(c) Liputan6

4月21日午前3時頃、魚雷発射訓練を行なっていたインドネシア国軍の潜水艦「KRIナンガラ-402」が、バリ島北部約95kmの海域で消息が途絶えた。乗員は53名で、搭載されている酸素の残量を踏まえると、24日早朝までの救出が求められる。

インドネシア国軍は周辺国に捜索の援助要請をしており、22日時点でシンガポールとマレーシアの救助船が消息を絶った海域付近に到着した。別の8カ国が援助の準備をしている。

ユド海軍司令官によると、潜水艦から漏れ出したとみられる燃料が海面に漂っているのが確認された。タンクの破損によって燃料が漏れ出したのであれば、船内が浸水し、水深500〜700mまで沈んでいる可能性がある。一方で、乗組員が船を軽くして浮かせるために燃料を放出したのであれば、水深50〜100mで浮遊している可能性があると説明している。