雨期の首都ジャカルタで、コブラの大量発生に続いて毛虫が大量発生し、住民が対策に追われている。体中にかゆみを感じたり、皮膚に発疹が出たりした住民の多くは、病院には通わず軟膏を塗って対処しているという。消防が薬剤を撒くなどして毛虫の駆除に乗り出しているが、あまり効果が現れていないという。
東ジャカルタのチパユンの住宅街では多くの家屋で毛虫が壁、扉、窓を這っているのが見つかっているといい、室内で見つかっていることもあるという。住民らは地元当局に苦情を申し入れ、早急に対処するよう求めている。
乾期と雨期で毛虫が孵化し成長するサイクルに違いはないものの、雨期は気温が低く、湿度が高く、雨により鳥などの天敵に食べられることが少ないことが原因で今回の大量発生につながっているものと考えられている。
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