東ジャカルタ地方裁判所は4月21日、2018年に国家警察機動隊本部の拘置施設内でテロ行為を行った6人に死刑判決を言い渡した。同裁判所は、被告らが控訴したか否かは明らかにしていない。
事件があったのは、2018年5月8日夜、収容者が武器を奪い警察官を人質にとって立て籠った。鎮圧までに39時間を要し、収容者1人と警察官5人が死亡した。
収容者は弾薬庫に押し入るなど拘置施設の内部構造に内部構造に精通していたことから、テロ組織が関与した計画的犯行として捜査された。同施設は国内でも最も警備が厳重とされ、重要テロ犯が多数収容されている。