インドネシア国軍のチェンデラワシ第17管区軍師団は14日、インタンジャヤ県ティティギ地区の集落でパプア武装犯罪集団(KKB)の司令部を発見したと明らかにした。
レトコル地方広報センター長によると、軍の兵士が司令部に向け2度発砲したところ、1発目がKKBの構成員に的中し、他の構成員らがその負傷者を担ぎ、全員が逃亡したという。
司令部には構成員約70人と、銃20丁ほどが確認された。またこの司令部にいたKKBは指導者が違う2つのグループから成っていると見られ、軍はKKBによる復讐を警戒している。
以前はプンチャック県に司令部があるとされたが、司令部がインタンジャヤ県へ移った理由は今のところ分かっていない。KKBが使用する武器や火薬は、海外からパプアニューギニアへ輸入され、インドネシアのパプア州と隣接する場所から闇ルートを通じて供給されていると見られている。
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