東ジャワ州ルマジャン県にそびえたつジャワ島最高峰の活火山スメル山(標高3676メートル)が17日早朝に噴火し、400メートル上空にまで柱状の噴煙が吹き上がった。火山学と地質防災センター(PVMBG)によると、噴火に伴い17回の地震が観測されている。噴煙は北東方面に伸びた。
スメル山は活火山のため噴火はよく発生するものの、その影響を受けるのは火口周辺だけに限られることが多く、今回も火口から1キロメートルの範囲と南から南東の方角では火口から4キロメートルの範囲で観光客あるいは登山客の立ち入りが禁止されている。
PVMBGではスメル山の周囲を通過する航空機に対して、オレンジ色のカラーコード(警戒レベルが上から2番目)の警告を発している。
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