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インドネシア経済は回復基調に=世銀の報告書

世界銀行はこのほど発表した報告書「世界経済見通し」で、インドネシア経済が2020年に回復基調に入るとの見通しを示した。一次産品価格の上昇と外部圧力の緩和が景気回復を後押しするとの見方だ。
世銀は、インドネシアの国内総生産(GDP)伸び率は2020年に前年比5.1%、2021年には5.2%になるとみている。これらの数値は2019年6月の予測に比べて0.2%ずつ低い。
一方、世銀は「外部経済への依存度が相対的に低いインドネシアは、個人消費の伸びや投資の回復、労働力人口の増加、労働市場の改善を受け、2020年には5.1%成長を確保できる」と説明する。
これに対し、世界のGDP伸び率は2020年に前年比2.5%となり、2019年の2.4%から加速するとみている。