ブディ・グナディ・サディキン保健相は3日、オンライン会見を開き、インド由来の新型コロナウィルスの変異株「B1617」がジャカルタで2件、南アフリカ由来の新型コロナウィルスの変異株「B1351」がバリで1件、発見されたと明らかにした。
これまで国内では、英国由来の変異株(B117)が13件確認されている。またブディ保健相は、「世界保健機構(WHO)も懸念を示す変異株が国内で確認された。我々もより警戒し、このコロナ禍を共に乗り越えなければならない」と国民へ呼び掛けた。
また保健省は、「この3つの変異株は憂慮すべき変異体(VOC)に分類され、従来のウィルスより36~75%感染力が強い」として公式ホームページで注意を喚起している。
2日時点の新型コロナウィルスの感染状況は感染者数167万7274人で、うち153万718人が回復、4万5796人が死亡、10万760人が治療中となっている。