西ヌサトゥンガラ州東ロンボク県を訪問中のサンディアガ・ウノ観光創造経済相は7日、同州ロンボク島南部マンダリカ経済特区(KEK)の観光開発に3兆7000億ルピアの無償支援を実施する考えを示した。
22年3月以降に開催延期が決定したモトGP(ロードレース世界選手権)が、現地の工芸製品や加工食品などを紹介・販売する機会にもなり、大きな乗数効果になると見込んでいる。マンダリカは、バリに続く観光地としてホテルや浄水整備など、観光とインフラ開発が進められていたが、昨年からは新型コロナウィルス感染拡大問題で打撃を受けていた。
また観光創造経済省はマンダリカ以外に、東ロンボク島のリンジャニ・ジオパークに関しても島の主要な目的地となるよう観光開発の無償支援を検討していると明らかにした。