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帰省禁止も多数がすり抜け

国家警察によると、レバラン休暇を前にした5月9日夕方時点で、各地で帰省を試みようとしたおよそ7万台の車両が高速の入口などで引き返すよう命令を受けた。

スマトラ島、ジャワ島、バリ島では381カ所の検問所に、警察、軍、行政警察隊、運輸省などの人員総勢15万5千人が動員され、帰省禁止違反の取り締まりにあたった。

ジャカルタ特別州では6500台の車両が引き返すよう命じられた。コロナウイルスまん延防止のため政府は5月17日まで帰省を禁止している。しかしながら、夜間の取り締まりが手薄になる時間帯などを狙って許可を得ず高速道路を利用したり、裏道を通って検問所を回避して帰省する人も多数に上っている。

北スマトラ州では許可なく帰省する人に対して警告や行政罰を処することのできる条例が施行されている。