国営通信テルコム・インドネシア傘下の携帯通信事業大手テルコムセルは、配車・決済サービス事業を手掛けるゴジェック・グループに対し、3億ドルを追加出資したと発表した。
テルコムのハントロ最高経営責任者(CEO)は、今回の追加出資により国内企業による先進的なデジタル技術を拠り所とした技術革新が社会に普及する機会がより増えるだろうと期待していると述べている。
また、ゴジェック・グループのアンドレ・ソエリスティオ社長は、追加出資は2社の協力体制を強化し、デジタル・トランスフォーメーション(DX)の加速によりインドネシアが東南アジアのデジタル経済分野において真のリーダーになることを期待していると展望を語っている。
テルコムセルはゴジェックに2020年11月に1億5千万ドルを出資していて今回はわずか数カ月で2回目の出資となる。