電子商取引(EC)大手ショッピー・インドネシアはこのほど、取り扱う13の商品カテゴリーについて、外国製品の取り扱いを停止すると明らかにした。インドネシア政府が中小企業の保護を進めているため、国産品の取り扱いを増やす意向だ。
取り扱いをやめたのは、イスラム教徒向けの衣類、ベール、バティック、クバヤなど。
ショッピー・インドネシアは「われわれは地場製品と地場の業者を優先するための方策を見直しているところだ。今回13の商品カテゴリーについて外国製品の取り扱いをやめたことはこうした取り組みの最初の一歩であり、インドネシア政府の指示に従い、検討を継続する」と説明した。
ショッピー・インドネシアのウェブサイトで扱う外国製品は全体の3%にとどまるため、今回の措置が同社の業績に与える影響はないという。