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コロナウイルス恐れ バタムのモールに人影なし

中国の湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルスの感染が拡大し、世界保健機関(WHO)によって「国際緊急事態」が宣言されたことを受け、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は2日、事実上封鎖状態にある武漢市にチャーター便を派遣し、現地に滞在していたインドネシア人計245人を帰国させる措置を講じた。
リアウ諸島州バタム島にあるモールには通常、シンガポール経由で中国人観光客が多く訪れ、買い物や食事で各フロアが賑わっているが、2月頭からぱったりと客足が遠のき、現在は従業員以外にはほとんど人影がない状態になっている。従業員らは、新型コロナウイルスの影響だとコメントした。
バタム島では、シンガポールから帰国したばかりの男性が肺炎のような症状を訴え新型コロナウイルスへの感染が疑われたが、保健省による検査で陰性であることが判明し、これまでのところ陽性の患者は発生していない。

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