インドネシアの真実和解委員会(KKR)はこのほど、政府に対し、過去にアチェ州の紛争に際して行われた様々な人権侵害事件に関して、問題解決を図り、被害者の権利回復を図るよう促した。
アチェでは独立を求める運動が起きたが、これを制圧するためインドネシア国軍が派遣された。こうした軍事紛争に当たり、数々の人権侵害事件が起きていた。
今回、KKRはジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領に対し、アチェ州における紛争時の人権侵害に関する真実和解委員会を設置するよう要請した。
一方、憲法裁判所はこれまでに、KKRに関する法を却下した経緯があり、KKRを管理する法律がなく、法整備が求められている。
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