東ジャカルタ地方裁判所は5月27日、中央ジャカルタ区プタンブランやボゴール市メガムンドゥンで大勢の支持者を集め検疫衛生違反の罪に問われた強権派団体「イスラム擁護戦線(FPI)」の元指導者ハビブ・リジック・ジハブ被告に対し、プタンブランの事件に対し禁固8カ月、メガムンドゥンの事件に対し罰金2000万ルピア(または禁錮5ヵ月)の有罪判決を言い渡した。
リジック氏は、群衆煽動や検疫衛生違反で逮捕、起訴されていたが、裁判官は、群衆煽動に関しては立証できなかったと述べている。リジック容疑者と共に起訴されていたFPIの元幹部も同様の判決となり、検察の求刑(禁固2年および3年間の幹部権利剥奪)よりも軽い量刑となった。控訴に関してリジック被告は、「検討中」とコメントしている。