ブディ・カルヤ・スマディ運輸大臣は4日、ジャカルタ首都圏総合交通計画(RITJ)として構想されている南タンゲランへのMRT(都市高速鉄道)延伸プロジェクトが現実味を帯びてきたと述べた。
同氏によると、現在プロジェクトは資金調達を残すのみとなり、南タンゲラン市政府は、官民パートナーシップ(KPBU)を目指して民間企業との提携を模索している。同プロジェクトの実現には概算で20兆ルピア程度必要と見積もられており、MRTを1キロ延伸するのにかかる費用はおよそ1兆ルピアとして計算されている。延伸に必要な線路は約20キロ。
ブディ大臣は、投資家に興味を持ってもらうために具体的でわかりやすいプロジェクト概要を用意するとコメントした。MRTの延伸方法についてはすでにMRT社によってプレ・フィジビリティスタディが行われ、ジャカルタ首都圏交通管理庁(BPJT)に報告されている。
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