5000人突破!ライフネシア公式LINE・登録はこちら

フェリー火災で1人不明 死者は無し

マルク州の沖合いでフェリー火災が発生し、乗客1人が行方不明となり捜索が行われている。事故があったのはフェリー「カルヤ・インダー号」で、マルク州の北東に位置するサナナ港に向けて乗客275人を乗せて出発した直後に火災が発生した。

多数の乗客と乗員が海に飛び込んで逃げたが、幸い死者は無く、275人のうち274人は救助された。地元の捜索救助隊のムハマド・アラファ隊長によると、43歳の男性だけが行方不明となっており捜索が続けられている。また、同隊長は少なくとも乗客の35人は子供であることも明らかにしている。

地元警察は乗員十数名を拘束して、火災の原因について事情聴取を行っている。インドネシアでは過去に何度もフェリーの事故が起こっていて、フェリーの沈没で2019年に21人、2018年におよそ160人、2009年には300人以上が溺死している。