インドネシアの配車アプリGojek傘下の宅配便サービス「GoSend」の配達ドライバーがこのほど、インセンティブが減らされることに反対し、3日間のストに入る用意があると明らかにした。
GoSendのドライバーたちは「われわれは6月8日からインセンティブが50%以上カットされることになる。それによる大幅な減収を恐れている」と説明する。
ジャカルタ首都圏GoSendドライバー・アライアンスは「1日最低でも8個の配達物を配達すると通常は3万ルピア(約2.1米ドル)、15個では10万ルピアのボーナスを受け取れる。しかし新たな施策では、ボーナスは、最低でも9個の配達物を運んだ場合で9000ルピア、15個では3万7500ルピアとなる」と説明する。
また、電子商取引(EC)大手トコペディアとGojekの合併に触れながら、「合併がドライバーの福祉を放置するものであってはならない」と指摘している。