民族覚醒党(PKB)の中央運営委員会代表を務めるファイソル・リザ氏は2024年に予定されている大統領選挙について、プアン・マハラニ国民議会議長がアニス・バスウェダン現ジャカルタ特別州知事とのペアで出馬するとの予測を否定した。
ファイソル氏は「両氏は政治に対するDNAが異なる」と発言し、プアン議長が出馬するとしたら民族覚醒党所属のムハイミン・イスカンダル氏とペアを組むのではないかとの見解を示した。
プアン議長は2019年の大統領選で勝利を収めた闘争民主党(PDI-P)所属。一方で、闘争民主党の関係者はプアン議長が大統領候補、アニス知事が副大統領候補のペアで2024年大統領選への出馬を打診しているとの報道がある。
このほか、グリンドラ党のプラボウォ・スビアント党首とプアン議長がペアを組むとの憶測も広まっており、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領任期満了後の大統領選に注目が集まっている。