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株価が下落、新型肺炎流行で投資家心理冷え込み

インドネシア証券取引所の主要株価指数であるジャカルタ複合指数(JCI)は1月31日午前の取引で、過去最低水準となる5957.11に低下した。さらに5966.87で午前中の取引を終え、2020年に入り初めて6000を割り込んだ。
JCIの下落は、中国での新型コロナウイルスによる肺炎の流行を受け、投資家心理が冷え込んだことが響いたもの。
ジャサ・ウタマ・キャピタルのアナリストは「新型肺炎の感染が急速に広がっているため、投資家はこれが中国経済の成長を阻害することを懸念している」と指摘する。
アジア太平洋地域ではこの日、各証券取引所の主要株価指数が軒並み下落するなど、影響は地域全体に及んでいるという。