横浜市に寄港している大型クルーズ船、ダイヤモンド・プリンセス号のインドネシア人乗員78人が検疫の結果、新型コロナウイルスに感染していないと地元紙が伝えた。
乗員のひとりササさんが、インタビューで日々の生活の問題点や不安を訴えた。ササさんは昨年11月に乗船。今年の2月上旬から横浜港で停泊し、感染者が次々と確認される中、通常通りマスクをして勤務しているという。今後も感染の不安がぬぐえないと話す。
東京のインドネシア領事館(KBRI)は乗員らからの要求に応え、トラック・アンギン(インドネシアの風邪薬)やインスタント麺、ビタミンCのサプリメントを寄付したという。