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課外授業中の中学生、川に流される 6人死亡4人不明

ジョグジャカルタ特別州スレマン県トゥリ第1公立中学校の生徒らが2月21日、スンポール川のほとりで課外活動中、突然川の水が増量し、生徒らが流される事故があった。
同日朝、学校で集合した生徒らは午後3時頃に出発。出発した当初は激しい雨が降っていたが、川へ到着した頃には雨がやみ始めていた。生徒のひとりで中学2年生のバキルさんによると、課外活動を始めてしばらくたった頃、気がつけば突然川の水位が上がり、増量した水で川の中で活動していた生徒らが流されたという。
偶然、川岸にあがっていたバキルさんは友人のダヌさんと、流されないように木にしがみついている友人らにパニックにならないように叫んだ。バキルさんは長い木の根を投げ、川の中にいた生徒6人を順番に引き上げた。一方でダヌさんは、川へ飛び込み溺れていた女子生徒2人を助けたという。
この洪水で生徒6人の死亡が確認され、4人が行方不明となっている。