今年7月からジャカルタ特別州内の店舗では使い捨てビニール袋の配布が禁止されるが、これまでに州政府から代替物についての通知が出ていないことから、店主らに困惑が広がっている。
食品の包装材の代替物として考えられる紙袋やバナナの葉は単価がビニール袋よりも高い。17センチの大きさの使い捨てビニール袋は100枚あたり1万3000ルピアほどで買えるが、バナナの葉は大きめの葉2枚で5000ルピアから10000ルピアだという。葉の横幅に合わせて8枚から16枚にカットして用いられるが、単価はビニール袋よりも高くなる。
プラスチック製品を取り扱い、ビニール袋の販売も行っている店舗の店主は7月以降商売が成り立つかどうかも分からず不安を抱えているという。州政府は生分解性プラスチックを使った環境に優しい袋の販売を計画しているが、具体的な販売開始時期は明らかにしていない。
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