ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は15日、犠牲祭(イドゥル・アドハ)の生贄として、牛35頭を寄贈した。国内の各州へ1頭ずつ、残りの1頭を中央ジャカルタのイスティクラル・モスクへと引き渡した。
牛の重さは1頭あたり800キログラムから1トン。巨大な牛を生贄として寄贈することは、ジョコウィ大統領の毎年の恒例となっている。牛は地方畜産局によって殺菌済みで、農業省協力のもと各地域の獣医師の管理下に置かれている。
今年の犠牲祭は7月20日。その日が緊急活動制限(PPKM Darurat)期間中であることから、宗教省は自宅での礼拝を呼びかけている。生贄動物の屠畜については、緊急活動制限が明ける予定の21日から23日の間に、分散して行うようにと喚起している。