世界的に感染が拡大している新型コロナウイルスによる肺炎の影響で利用客数が減少していることから、シンガポール航空は子会社のシルクエア航空と共に、5月まで一時的にインドネシアの各都市との直行便の運航を停止する措置を取ることを明らかにした。同社の公式SNSアカウントで2月18日に公表された。
同社では状況を見ながら必要な調整を行い、影響を受ける利用客には別便への振り替えなどの対応を取るとしている。また、同社はマレーシア、タイ、ブルネイ、カンボジアなどの東南アジア諸国への運航も停止する。
運輸省は同社からの連絡を受けたことを明らかにした上で、運航の停止はあくまで一時的な措置であり、香港を拠点とするキャセイパシフィック航空も新型コロナウイルスのために便数を削減していると述べている。